試作品、小ロットの鋳造に適しています。木型を用いての鋳造が主であるため、短納期での製作が可能なだけでなく、デザインや形状等の変更が容易かつ低コストです。また「TOMA」のオンデマンド工房では、お客様のイメージどおりの仕上げを実現するため、ひとつひとつのオーダーに細かく対応しております。  



  グラビティー、あるいは重力鋳造法ともいわれ、砂型鋳造法の製品以上の強度、精度を必要とされる製品に適しています。金型鋳造法は、金型を用いる他の低圧鋳造法、ダイキャスト法等に比べ大型設備を必要としないため、コストを抑えることが可能です。
当社では、エアツール部品、工業用ガス器具部品、大型照明器具部品等々に幅広くこの鋳造法をとりいれており、特に中子を使用する製品や小ロット製品に最適です。
 
  当社の最も得意とする鋳造法で、1号機導入以来30数年の実績があります。金型を用いての鋳造法の中で、もっとも強度を要求される製品に適し、当社では、油圧ポンプケーシング、アルミホイール、高圧ガスバルブ、エンジンのシリンダーヘッド、作業用工具等の肉厚物で軽量化を要求される製品に採用しており、中子を使用する製品はもちろんのこと、インサート金具等を同時に鋳込むことも可能です。高品質、高強度、高精度と品質安定確保のため金型に温度センサー、冷却装置等々をとりいれることで、お客様から高い信頼をいただいております。  


  一般的に大量生産向きの鋳造法で金型に高速かつ高圧で溶湯を注入する鋳造法です。また、ダイキャスト法は空気の巻き込みが発生するため、肉薄物に適します。高精度が得られるため製品の機械加工の工程削減が可能です。当社では照明器具、信号灯の本体ケース、エアツール部品等に採用しております。中子を使用する製品には適しません。  


  一言でいうと、ダイキャスト法と低圧鋳造法の中間的な鋳造法です。ダイキャスト鋳造法は熱処理ができないという問題がありましたが、この方法は溶湯を低速で注入することにより、空気の巻き込みを少なくし熱処理でのブリスターをおさえます。当社では一部の油圧ポンプ部品のケース及びカバーに採用しています。  


  当社では、製品の素材納入はもちろん、NC・マシニングなどの機械加工完成品納入までトータルなサポート体制でお客様のニーズにお応えしております。また、あらゆる製品に最適な塗装も少数から対応が可能です。